オペレーティングレバレッジについては、このグラフは金価格を3つの変数に分けて 金鉱山会社の利益を比較したものになります。

株暴落後のグラフ

例えば、金価格が1000ドル、採掘コストが900ドルだった場合、金鉱山会社の利益は100ドルになります。   しかし金価格が1.5倍の1500ドルに値上がりすれば、採掘コストが同じ900ドルであれば 金鉱山会社の利益は600ドルと6倍に増加します。

 

さらに金価格が3000ドルまで上昇すれば、採掘コストが同じ900ドルである場合、利益は2100ドルと金価格が1000ドルの時と比べて21倍も増えるんです。   このように金価格が1000ドルから3000ドルと3倍に値上りしただけで、金鉱山会社の利益は21倍にもなるんです。

 

このような現象のことをオペレーティングレバレッジと言って、金鉱山会社の利益の伸び率は金価格の伸び率を大幅に上回るため、金が上昇する局面では株価の大暴騰が期待できるんです。

 

ただし米国株に暴落のサインが出ていることから、短期的に見れば素材株も暴落することが予想されます。   S&P500種指数のチャートを眺めると、ブロードイングフォーメーションを形成していることがわかると思います。

株暴落後

ブロードイングフォーメーションというのは比較的珍しいチャートパターンで、上値と下値の幅が次第に広がって行き、最終的に下に大きく下落することが予想されるチャートパターンのことで、主要なマーケットの天井で発生することが多いです。   そのためS&P500種指数が暴落することが予想されるんです。

短期的なターゲットは50週移動平均線の3097ポイントですから最高値の3588ポイントからおよそ14%値下がりする事が予想されます。   しかしそれをさらに下に割り込むようなら、200週移動平均線の2764ポイントをターゲットに暴落することが予想されます。 これは最高値から最大で約23%値下がりすることを意味します。

 

これくらいの下落率なら十分起こりうる数字なので、ある程度の下落は覚悟しておいたほうがいいです。 そして僕はこの暴落局面が終わればいよいよ本格的に素材株の時代が到来すると考えています。

 

まとめ これから素材株の時代が始まろうとしているわけですが、

これは
  1. 中国経済がコロナ危機から脱却して回復基調にあること
  2. 世界先進各国の政府と中央銀行によるコロナ対策でマネーサプライが膨張していること
  3. 景気循環がコモディティの時代の到来を示唆していること
 

以上3つの理由から素材株の時代が到来することがわかるんです。 ただし足元では米国株が暴落しつつあることから、素材株も例外なく暴落する公算が大きいです。そしてこの暴落局面が終われば素材株の時代が本格的に始まるわけですから、これから訪れる暴落局面は個人投資家にとって絶好の買い場になります。

   最後まで見ていただきありがとうございました。